こんにちは。午前中は庭の草抜きと芋の土寄せをしていたおいもです。わたしの忙しい時期がやってきました。バラ科の果実が続々と収穫されるシーズン。梅の類が大好きで、梅と杏を加工しているところです。 完熟梅の甘露煮 立派な梅が出ていたので、自宅で追熟させました。和歌山県産南高梅を1kg購入して、半分を青いまま梅シロップに、半分を黄色くしてから甘露煮に。 黄色くなり、芳香が強くなったら熟したサイン。梅の半量程度の砂糖を入れて煮込みます。 砂糖を梅全体にまぶしたのち、ホーロー鍋で加熱。弱火でコトコト煮込みます。 途中で電気コンロに変えて時々混ぜつつ、梅の水分がある程度飛んだら粗熱を取り、容器に移しましょう。冷蔵庫で冷やしたら食べられます。作った当日はそんなにおいしくありませんでした。翌日以降の方がシロップが染み込み味が良くなります。少し待つのがおすすめ。3日後くらいには、売り物みたいなおいしさになりますよ。 お仕事や家庭菜園をやった後に食べると大変癒されます。冷たい麦茶と梅の甘露煮は夏の味。 干しあんず あんずは長野県千曲市が名産地です。生のあんずを気軽に買えるのは、信州ならではかもしれません。近所の道の駅で売っていたので一袋入手しました。干して使うので一粒が大きいものをチョイス。ピンポン玉よりも大きい立派なあんずです。買った時点で綺麗に色づき、生でも食べられる状態でした。 あんずを半分に割って種を取り除きます。 あんず1kgに対して砂糖400g、水200mlの比率で、あんずをシロップ漬けにします。手持ちのホーロー鍋に入りきらない量だったため、先に砂糖水を加熱してあんずにかける工程を3回やりました。上記の工程3回目に関しては、シロップに漬けた状態のまま3時間くらい放置したのち、あんずとシロップを分けておきます。 ひとつずつ並べてオーブンへ。ここでセミドライにします。 オーブンから出した状態でも十分美味しいです。半生でフルーティーさも残っていました! ここから先は個人的な興味による工程です。干し網に並べてサンルームで3日ほど干してみました。 屋内だからなのか3日でもあまり状態が変わらず、お皿に並べてさらに1日天日干し。これは効果てきめんでした。晴れた日に一日縁側で干しただけで、しわしわになってべたべたした水分が大体飛びましたよ。 晴れた日に一日天日干し、というのが良さそう。とは言っても、あんずが旬の時期は梅雨ですからね。可能なら干すと本格的になる、という感じです。 出来上がったものがこちら。5日以上かかりましたが、サンルームに吊るした工程はあまり意味がなかったように感じます。オーブンでセミドライにする or 一日天日干しする、が良さそう。 干しあんずは刻んでサラダのトッピングにしたり、そのまま食べたり、はちみつと一緒にヨーグルトに乗せたりしています。もともと好きなのでこれはハマる。 干す前にシロップ漬けにするため、副産物としてあんずのシロップも完成します。分けておいた汁を鍋に入れ、量が半分ほどになるまで煮詰めました。 きれいな色のシロップが完成!500mlのペットボトルにぎりぎり入る量ができました。使い道がまだ決まっていない…。 大きなあんずを手に入れたので、干しあんずを作ってみました。ドライフルーツは大変手がかかるものですね。売っているものが高い理由を察した…。 ジャム作りに飽きたそこのあなた、干してみてはいかが?