
スギナのチンキ
おはようございます。庭の手入れや新しいお仕事を始めた関係などで、二週間ぶりの更新です。
少し前にスギナのチンキを作りました。
スギナは古くから薬草として用いられ、飲用にも外用にも使えます。乾燥させて煎じた「スギナ茶」なんかが有名ですね。
飲用すると
- 利尿作用
- 循環器系統の強化
- 血圧降下作用
- 代謝を促してむくみの解消
外用すると
- 消毒
- 消炎
- かぶれやかゆみを鎮める
などなど、健康に良い作用が数多くあると言われています。ケイ素やビタミンE、カリウムが特に豊富です。

庭に生えているスギナを水洗いし、一週間ほど乾燥させました。重し代わりにハイネケンの空き瓶を乗せたら、収穫したてのハイネケンみたいな面白い写真に。

パサパサに乾いたら2cm程度にハサミでチョキチョキ切り、浸ける瓶に入れます。

約20gの乾燥スギナをホワイトリカー150gに浸けました。あればウォッカのほうが望ましいです。浸けた直後はご覧のように透明。

毎日気が向いたときに瓶を振り、3週間ほど経過したものがこちらです。茶色と緑の間みたいな色になりました。

スギナを濾していきます。大きめにカットしているのであっという間。

きざみ昆布みたいですね。

濾す作業が終わったら、空の状態の同じ瓶を用意して計量します。同じ瓶を複数持っていると計量が簡単なのでおすすめです。これはカインズにて100円くらいで買える450mlサイズの瓶です。
スギナチンキが123g完成しました。

希釈しながら少しずつ使うため、遮光瓶へ移し替えています。茶色よりも遮光効果があると思い、コバルトブルーの瓶を初めて買ってみました。ビジュアル的にもおしゃれ。
精製水とグリセリンで薄めて化粧水にしたり、養命酒のように飲んだりしようと考えています。野生の草花を自分で加工したのが初めてで、とてもワクワクしています。

