【小諸】懐古園の出汁蕎麦と丸山珈琲
おはようございます。先週は今季初の夏バテに見舞われたおいもです。もう治ったので絶賛食べまくり中であります。
先日小諸までタンデムしました。わたしは大型バイクの後ろに乗っていただけですが。
懐古園の出汁蕎麦と城址公園の散歩
お目当てはココです!小諸城址・懐古園の中にある「そば処山城館」
知り合いからお蕎麦が美味しいと聞いてブーンと走ってまいりました。
6月の晴れた日に行ったところ、おすすめは出汁蕎麦とのこと。
せっかくなのでおすすめを注文しました。
地元小諸の手打ちそばが冷たい出汁に入っています。
出汁蕎麦は初めて食べたのですが、食べ方が特徴的。まずはそのまま食べて蕎麦の味わいと出汁の風味を楽しみます。次にあら塩をふりかけて塩でつるりと。最後にそばつゆにつけていただきます。
名古屋のひつまぶしを彷彿とさせる、調味料付き三段論法。出汁が上品で美味しいので、そのままでも十分美味しいですよ。
食べ方通りに食べるとさらに美味しいです。要するに気に入りました。
蕎麦湯を飲むときに出汁と一緒に飲めるのも、旨味が大好きなわたしとしては嬉しいポイント。
量も程よくツルっと完食できました。
山城館は懐古園の本丸付近にあります。そのため、蕎麦屋に行く途中で公園の散策が一緒にできる一石二鳥なスポット。風流な紅葉谷には、ぜひ秋にも訪れたいです。
園内には多数のソメイヨシノが植えられており、6月にはサクランボが成っていました。
フォーカスがずれていますが…2つ並んだ可愛いサクランボ。地面に落ちているサクランボは小鳥がつついていて、それもまた風情がありましたよ。
藤村記念館前の大きな欅。樹齢500年の大木で、並々ならぬオーラを放っています。
欅の木の手前には弓道場もあり、弓道経験者のおいもさんは大興奮。思いがけないタイミングで弓道の様子を眺めた後だったため、欅の存在感に驚いて写真を撮った次第です。
山城館のすぐ裏が天守台跡地です。気分は殿様。我が城下を見渡そうと台地に登りました。
ちなみに音声ガイドがあります。地名にちなんだ「オモロいガイド」がおすすめ。
天守台からの眺め。どうでしょう、殿の気持ちになれましたか?私はなれました。
天気の良い新緑の季節で、青々とした木々とすっかり夏空になった青空が良いコントラスト。実に気持ちの良い眺めでした。
懐古園は全体が公園になっており、入場料が必要です。
散策だけなら大人一人300円、美術館や動物園などの施設を利用する場合は共通券の500円がお得。
おいもさんが行ったときは、散策券が何故か200円でした。動物園が休館中だったからでしょうか。
え、入場料がかかるの?と思ったそこのあなた。
入場しなくてもお蕎麦は食べられますよ。そう、小諸ならね!
懐古園の入場口手前に、くるみ蕎麦で有名な「草笛」があります。草笛は他の店舗に行ったことがあるので行きませんでしたが、くるみ蕎麦もおすすめです。
蕎麦の産地だと、気分に合わせてタレを選べるのが良いところ。たくさん食べられる方は、山城館にも草笛にも両方行ってみてください。味付けが全然違っておもしろいですよ。
丸山珈琲 小諸店
おいもさんは丸山珈琲の豆が好きです。普段からスペシャリティコーヒーを飲んでいるのもあり、美味しい豆屋を見かけると突撃します。
去年「ハルレニテラス」内の店舗に行って良かったので、今回は独立店舗に行きました。
小諸ブレンド、軽井沢にあるケーキ屋さんの期間限定商品レモンロールケーキ。
小諸ブレンドはフルーティかつすっきりとしており、単体で飲むのにも良さそうです。ガツンと深煎りな松本ブレンドと対照的な感じ。
レモンロールケーキはスポンジ生地にレモンシロップがたっぷりしみ込んでいて、とてもさわやか。小諸店に行くまで知りませんでしたが、丸山珈琲のスイーツはケーキ屋さんのものなんですね。おいしいはずだ。
小諸店は店のサイズが大きいです。パッと見た印象だと、軽井沢本店より大きい気がする。
それもそのはず、店内でコーヒー豆を焙煎していました。大きな焙煎機を操作する社員さんの仕事ぶりを眺められます。焙煎工場と店舗を兼ねているようです。
コーヒーが好きなので、じっと見つめてしまって申し訳ない。焙煎機の周りはガラス張りで、お客さんから見えるようになっていますよ。レジの近くにあるため、店内が混んでいるときの暇つぶしにもよさそう。
おいもさんは思い切りライダー装備で行ったのですが、丸山珈琲ですからね、店内がとてもおしゃれです。デートをするカップル、休日のお茶を楽しむ家族連れ、ベテラン女子会などおしゃれな会が行われていました。
信州が年がら年中ライダーが走り回っている土地柄で良かった。。いかついライダージャケットで行っても変ではありませんよ。ソースはわたし。
出汁蕎麦からのコーヒータイムという、素晴らしいプランになりました。
余談ですが、私は小諸の風景が好きです。飯山にはない「丘」の風景があります。小高い場所に行くと、ブドウ棚の広かるなだらかな丘が視界に広がります。日本ではあまり見ない、どことなくヨーロピアンな風景。小諸に移住してくる人がいるのも納得の景色です。