ローズマリーのウルトラ抽出
おはようございます。朝起きたら0度でした。5時半に起床しているので、ほぼ最低気温みたいです。我が家では初霜を観測しました。
ローズマリーのオイルを作成しました。今回は緑色と香りを濃く出したかったので、抽出方法はウルトラ抽出です。
ウルトラ抽出とは、ハーブを無水エタノールに漬け込んだチンキ剤を作り、チンキ剤を任意のオイルに溶け込ませることです。水溶性成分や油溶性成分などの有効成分がアルコールに溶け込むため、冷浸法に比べて香りや成分が濃く残るのが特徴的です。
まずは無水エタノールにひたひたになるくらいのハーブを入れます。今回は『Tao’s Soapy Bookshelf Recipe Book』のレシピを利用しました。Taoさんのレシピは分かりやすくてとても好きです。
毎日瓶を振って1週間ほど経ったらハーブを濾します。
綺麗な緑色のチンキ剤ができました。無水エタノールではなく、ホワイトリカーなど食用で度数の高いお酒を使うことで内服用にもできます。度数の高いアルコールを使用するため、チンキ剤の状態なら長期保存が可能。1年くらいは持ちます。
オイルに(今回はピュアオリーブオイル)に混ぜ込んで、湯煎にかけます。
加熱することでアルコール分を飛ばすのです。要するに、オイルにはハーブから抽出されたエキスのみ移ります。
プツプツと気泡が出てきます。この気泡が出なくなるまでゆったりまったり待てば出来上がり。
ピュアオリーブオイルだと違いが分かりにくいのですが、透明感のある緑色になりました。底についているハーブのカスは濾すと取れます。
次回はローズマリーオイルを使って石鹸を仕込む予定です。