石鹸作り

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    #60 やさしい酒粕

    新米の季節が過ぎ、日本酒を仕込む時期ですね。シアバターを贅沢にも1割も使用した酒粕石けんを仕込みました。解禁が楽しみです。 レシピ(鹸化率90%、水分量30%) 米油 30%オリーブオイル 20%ココナッツオイル 20%パームオイル 20%シアバター 10% 苛性ソーダ 鹸化率90%精製水 32% *オプション*酒粕ジュニパーベリーEOシダーウッド・アトラスEO 2:1の比率で、合わせて1% 作成の様子 今回はツルヤで売っている「熟成酒粕(練り粕)」を使用しました。300gと小容量で買いやすい。 600gバッチで酒粕を大さじ1.2入れました。熟成タイプということもあり、結構黄色い酒粕です。 型入れ時ははちみつを入れた石けんのような見た目。 カット直後の画像です。じんわりと滲む黄色い酒粕の粒が美味しそうな感じです。芋ようかんみたい。米油メインですが、シアバターを入れることで固さの補助としても使っています。冬のお楽しみ石けんです。

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    道の駅 花の駅・千曲川にて石けんを販売しています

    こんにちは。10月に入り、緊急事態宣言等が解除されましたね。過ごしやすい気候でお出かけ日和が続いている飯山です。 先月発売した、日本酒入りの「いつもの石けん」を道の駅・花の駅千曲川で販売開始しました!新人店長のおいもさんががおどおどしながら営業に行ったのですが、道の駅の支配人並びにスタッフさんが快く受け入れてくださり大変ありがたい限りです。 日本酒にはアミノ酸が豊富に含まれ、肌に栄養を与えてくれます。また、日本酒に含まれる麹菌には、保湿作用ならびにメラニンの生成を抑制する作用があると言われており、化粧品に相性の良い素材です。 石けんに入れると洗い上がりが「つる!すべ!」とするのが特徴的。しっとりするのにつるつるになる感触は、男性にもおすすめです!定番石けんとして繰り返し使ってもらえるよう、泡立ちや固さなどを追究して調整しました。 コールドプロセス製法はグリセリンという保湿成分が含まれる製法のため、敏感肌、乾燥肌にぴったりな石けんです。一方で石けんは洗浄力が高く、皮脂を綺麗に取り去ってくれる特徴があります。そのおかげなのか混合肌男性のお客様が気に入ってくださり、「洗い上がりにカサカサせず、肌がテカることも無くなった」と好評です。 「いつもの石けん」には飯山産酒米を使用した北光正宗を使用しています。良質なオイルと日本酒のしっとりやさしい石けんを是非おためしください。 香りはラベンダーをメインにした花畑をイメージした香りです。ほんのり土の気配がする、ふるさとの花畑を思い出させるようなハーバルな香りつき。 いつもの石けんは、のほほんやオンラインショップ、道の駅花の駅千曲川にて購入できます。 道の駅千曲川は、山々を背景に千曲川の穏やかな風景が見られる景色の素晴らしい道の駅です。”花の駅”という名前の通り、花壇やハンドメイドドライフラワーなどカラフルな花が豊富で、風景に華を添えています。景観条例のおかげで大きな看板もなく、広々と絶景を楽しめますよ。 わたしはcafe里わでコーヒーを飲みながらテラス席でぼんやりするのがお気に入りです。 秋のお出かけに、長野県は飯山市に来てみてはいかがでしょうか。風景の素晴らしさはもちろん、この時期は、ぶどう・りんご・きのこ・栗と秋の恵みもたっぷり味わえますよ。 そしてお土産に石けんを買ってください!(ダイレクトマーケティング)

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    #59 つるつる月桃

    月桃のインフューズドオイルで石けんを作りました。いまじんさん主催のたおさん講座を受講したので、デザインの練習をしようと作ったものです。(レシピは講座のものとは別です) レシピ(鹸化率90%、水分量30%) 月桃浸出セサミオイル 50%ココナッツオイル 18%パームオイル 30%ステアリン酸 2% 苛性ソーダ 鹸化率90%精製水 30% *オプション*ティートゥリーEO 1% 作成の様子 岐阜県でとれる火成岩を粉状に砕いた「麦飯石パウダー」を使用します。初めて使うオプションはワクワクしますね! 石けん生地を2色に分けて、某ポテトチップスの箱に注ぎます。左側が麦飯石だけのナチュラルな色、右側が緑の色材を混ぜたものです。 サイズ感が丁度いいですね。ちなみに250gバッチです。 切り分け直後の画像がこちら。保温が足りなかったのか、グリセリンスポットが出来ています(水に溶かすとすぐに無くなります)。我が家は寒冷地なので、保温の加減は要検討。麦飯石の優しいベージュと緑色の組み合わせは、我ながらナイスだと思います。 肝心のデザインですが、ギザギザにしたかったのに前髪みたいになりました。紙を抜き取る速度が早すぎたかもしれません。面白いから他の機会にも同じデザインを練習しよっと。 使用感 麦飯石イイですコレ。何と言えば良いのでしょう、クレイ入りの石けんみたいな使用感です。セサミオイルがメインなので比較的さっぱり系のレシピなんですが、麦飯石の吸い付くような感覚とマッチして絶妙。 夏の間に溜まった角質が取れたようなつるつる感を味わえます。名前負けしてないね。小鼻などザラつきが気になる部分を重点的にくるくるすると、なめらかになりますよ。 セサミオイルがメインなので、硬さと安定性を補助するためにステアリン酸を単体で加えています。オリーブオイルで作る場合は無くても大丈夫です。 ステアリン酸2%で結構カチッとします。月桃の成分と麦飯石のコラボレーションで、洗顔にぴったりな石けんになりました。

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    月桃の浸出油

    おはようございます。しばらく晴れが続きそうな北信です。 夏向け石けんを作ろうと、月桃の葉を冷浸法で浸け込みました。 乾燥月桃の葉を太白ごま油に浸けます。月桃の葉10g弱(10g入れようとしたら少し余った)に、ごま油180gでひたひたになりました。ハーブによってかさが異なるので、ひたひたになるよう調整しましょう。 4週間経ったもの。葉が湿っぽくなり、オイルに色が移っています。 普段使っているハリオのV60が食洗機の中だったため、カリタのドリッパーで濾しました。カットしただけの葉なので漏斗でもいいです。 少しだけ黄色みがかった透明なごま油が、黄緑色になりました。夏向けさっぱり石けんに使います!余りは料理に使おうかなぁ、などと妄想している本日です。

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    #58 本紫(ほんむらさき)

    こんにちは。家庭菜園のハイシーズンにさしかかり、忙しく庭仕事にいそしんでいるおいもです。先日作った紫根のインフューズドオイルで石けんを仕込みました。 衣類の染料のほか、漢方薬や軟膏などにも使われる昔ながらの根っこです。ムラサキで染めた布の色に由来して、石けんの名前も「本紫」にしました。 レシピ(鹸化率90%、水分量30%) 紫根浸出オリーブオイル 50%キャスターオイル 4%ココナッツオイル 20%パームオイル 26% 苛性ソーダ 鹸化率90%精製水 30% *オプション*1.ティートゥリーEO2.ジュニパーベリーEO3.ローズマリーEO 1:2:3=2:2:1の比率で1% 作成の様子 紫根の石けんは色の変化が面白いため、複数枚写真を撮りました。化学の実験として楽しめます。 オイルを計量したときの色は、紅に近い赤紫です。色素が綺麗に抽出でき満足。 苛性ソーダ水と混ぜた直後の色。濃い紫色に変化します。ボウルのふちの色を見ると分かりやすいかな。 20分攪拌後の色です。紫色の赤みが減り、紺色に変化したのが分かりますか?ボウルのふちの色と、ボウルの奥にある瓶を見比べてみてください。苛性ソーダと反応して乳化すると、かなり青色が強くなります。 トレースが出て型入れするときの色です。深く鮮やかな紺色。 鹸化反応が進み、型から出して少し経つと再び赤みを帯びて紫色になります。空気に触れるにつれてだんだんと茶色味もついてきますよ。 紫根は石けんにした後も濃い色を維持する珍しい薬草です。濃い色と一口に言っても、石けんを作る前から使い終わるまで色の変化がさまざまで、見ていて飽きない石けんになります。

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    冷浸法で紫根の抽出

    こんにちは。この頃は家庭菜園を精力的にやっているおいもです。芋の芽が大分大きくなったので、今度アップしますね。 今日の話題は、紫根の浸出油です。オリーブオイルに乾燥紫根を浸けて、じっくりと抽出しました。 カフェドサボンさんで買った紫根10gを小瓶に入れ、ピュアオリーブオイルを注ぎます。今回は、紫根10gに対してオリーブオイルを120g入れました。 オイルを入れた直後は緑っぽい色です。 暖かい場所に置き、一日一回以上瓶を振って混ぜます。 3週間経つと、深い綺麗な紫色に。紫根はその名の通り「ムラサキ」の根の部分です。漢方薬や皮膚の炎症をおさめる用途で使用されてきた、昔ながらの薬草。染料としても使われています。 それもそのはず、インヒューズドオイルとしてはかなり濃い色が取り出せるのです。自然の色は抽出すると優しい色合いになることが多く、月日とともに色あせていきます。 紫根に関しては、石けんの材料に使っても鮮やかな紫色が残る珍しい存在です。熱にも強いため、温浸法でもエキスを抽出できます。手間がかからないので冷浸法を選びました。 (個人的な意見なのですが、石けん用ならエキスの抽出おいて、冷浸法が一番安定するのではないかと考えています。ウルトラ抽出が一番濃く出るから、ほかの化粧品用途ならウルトラかな。) コーヒードリッパーとフィルターで濾します。ドリッパーはコーヒーにいつも使っている、ハリオのV60。安いし濾過が早いしで、コーヒーにもオイルの濾過にも大変おすすめですよ。 フィルターの液体分がなくなってきたら濾過の完了です。色が分かりやすいように、白色のフィルターで濾しました。フィルター全体が綺麗な赤紫に染まりましたよ。 紫根10g+オリーブオイル120gから、108gの浸出油ができました。出来上がり量はハーブの乾燥具合などによって変動するので、目安程度に思ってもらえれば幸いです。 次に作る石けんのメインオイルとして使います。浸出油を使う石けんは使用感がとても好きなんですよ。

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    #57 カロテンアーモンド

    夏が近づくにつれ、オレンジ色の石けんが作りたくなります。レッドパームオイルに含まれる、カロテンやコエンザイムQ10を肌が求めるのでしょうか。明るい日差しに映える、オレンジ色の石けんです。家にあったスイートアーモンドオイルを使い切る分量で作りました。 スイートアーモンドオイルはふんわりとした肌馴染みの良い泡。多めのココナッツオイルと、キャスターオイルで泡立ちを補助しています。 レシピ(鹸化率90%、水分量30%) スイートアーモンドオイル 46%キャスターオイル 4%ココナッツオイル 30%パームオイル 20% 苛性ソーダ 鹸化率90%精製水 30% *オプション*1.スイートオレンジEO 2.パルマローザEO 3.パインスコッチEO 1:2:3=2:2:1の比率で1% 作成の様子 必要なオイルを軽量したところ。透明感のある濃いオレンジ色です。 攪拌するとマットな色味に変わっていきます。クリーミィ。 トレースが出てツヤツヤになったら、精油を入れて型入れです。華やかなオレンジスイートとパルマローザに、パインスコッチで深みを出しました。柑橘系+フローラル系の組み合わせが好きです。 型から出すと均一で綺麗なオレンジ色。このブロックがとても愛おしい。 普段はそのままスライスするのですが、今回は切る方向を変えてみました。横方向に半分→90度回転してスライス 普段よりもゴロンとした塊感のあるカッティングです。厚みがあってかわいい。解禁は5月です。

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    手作り石けんの作り方

    私は8年ほど前から石けんを手作りしています。顔と体を洗うのは毎日石けん。使用感がしっとりしていることと、季節や肌の状態に合わせて自分の好きな材料で作れるところがとても好きです。 石けんの作り方は、熱をあまり加えないやり方の「コールドプロセス」。他のやり方もあるのですが、今回はコールドプロセスについて説明します。 「石けんを作ってみたい!」と思って検索してみると、薬品を使用すると出てきて怖くなってしまうかもしれません。この記事は初めて石けんを作る方や、作ったことはあるけれどイマイチ大切な部分が分からない、という方に向けて書いています。 手作り石けんは、正しい知識と手順を身につけることで、安全に作成することが可能です。 石けんを100回以上作ってきたおいもさんが、手作り石けんの作り方を解説します。 1.道具を揃える 石けんを作るには、道具がたくさん必要です。最初は出費がかさむかもしれません。けれども、お料理と一緒で一度購入してしまえば何年も使えます。私自身も最初に買ったガラスボウルを未だに使っていますよ。 ・ガラスかプラのボウル(2~3リットルのサイズ)ー耐熱素材にする・泡立て器(ステンレスかプラ)・小さいボウル・蓋付きプラ容器2つ・ステンレススプーン・0.1g単位で計量できるはかり・シリコンヘラ・温度計2本・湯せんできる大きめの鍋かボウル・型(牛乳パックがおすすめ)・ラップ・タオル2枚・発泡スチロールの箱(なければ段ボール) 私は以下のセットを購入してずっと使っています。 ヘラ類や型など、道具は100均で買えるものも多いです。最初は100均を利用するのもおすすめ。 道具を選ぶ時には「プラスチック製」か「ガラス製」を選びましょう。どちらもない場合はステンレスにします。アルミなど他の金属製品は避けてください。 2.材料を揃える 石けん作りの材料は油脂・水・水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)です。慣れてくると香りづけやデザインも色々と可能に。まずは作りたいレシピを見て、必要な材料を揃えましょう。 香りづけには精油(エッセンシャルオイル)や、フレグランスオイルが用いられます。他にもクレイを入れた石けんや、蜂蜜石鹸など、アレンジの仕方は無限大です。 石けんの勉強をすることで、自分でレシピを作れるようになります。レシピ作りについては後日書きますね。 3.身支度と準備 材料が揃ったら身支度をしましょう。エプロン、ゴム手袋、マスク、ゴーグルを装備します。 割烹着や白衣をお持ちであればそちらを使ってください。特に袖口までしっかり覆われている割烹着は、より安全に作れます。できるだけ肌が露出しない格好にしましょう。 ゴーグルはJiNSが出している「スカッシー」シリーズがおすすめ。鼻が低い私でもズリ落ちず、目元をガードしてくれます。初めのうちは工学部の学生が使うような全面透明のゴーグルを使っていたのですが、大きすぎてズレまくったので買い替えました。スカッシーは花粉用メガネなので、花粉症の人は兼用できて一石二鳥。 石けんを作るテーブルには、油が飛んでもように新聞紙などの敷物を敷きます。 また、使う材料をテーブルの上かすぐに取れる位置に全て出しておきます。初めに全ての材料を広げてから作業を開始すると、計量をする時に慌てずに済み、材料の入れ忘れが防げますよ。 4.計量と苛性ソーダ水の作成 まず、苛性ソーダ以外の材料を計量します。油脂は一つのボウルにまとめて計ると間違いにくいです。常温で固形の油脂は(ココナッツオイル、パームオイルなど)湯せんで事前に溶かしておきましょう。 油脂を全て計り終えたら湯せんにかけます。低温で加熱できる電気コンロがあると便利です。 ここからしっかり読んでくださいね。 次に、苛性ソーダ水を作ります。苛性ソーダと精製水を別々のプラ容器にそれぞれ計量。 精製水の入っている容器に苛性ソーダを入れます。 水溶液が飛び散って危険なので、入れる容器を反対にしないように。蒸気が発生するため換気扇を回しておきましょう。 苛性ソーダが完全に溶けるまで混ぜたら、水を張った小さめのボウルを用意します。暖かい地域や夏場であれば、ボウルには氷を入れると良いです。 苛性ソーダが水に溶けると、反応熱で熱くなってきます。水を張ったボウルで徐々に冷まし、40度くらいになるまで待ちましょう。 5.攪拌 苛性ソーダ水の温度が下がるのを待っているうちに、湯せんにかけておいた油脂も40度に達するかと思います。湯せんを外して底面の水気を拭きます。 苛性ソーダ水と油脂の温度が揃ったら、油脂のボウルに苛性ソーダ水を静かに注ぎ入れましょう。ここからが面白いところです。苛性ソーダ水を注ぎ入れると、すぐに白濁します。 苛性ソーダを注ぎ終えたら、泡立て器でくるくるくるくる。20分は混ぜ続けます。慣れるまでは割と疲れるのですが、慣れるとテレビを見ながらでもできるようになりますよ。上腕三頭筋を意識すると楽です。 時々ボウルの底に手を当ててみて、お風呂くらいの温度になっているかを確認。暖かい時期は40度、寒い時期は45度を目安にすると良いです。 混ぜている途中で石けん生地が冷えてきたら、湯せんにかけて40度くらいまで温度を上げます。 20分まじめに混ぜましたか?ここまできたら小休憩。 一度手を止め、使用した材料や道具を片付けると良いでしょう。私は油脂のボトルと精油を片付けて、コーヒーを淹れるのが定番です。 混ぜては待ち、混ぜては待ち、というのを繰り返し、石けん生地にとろみがつくのを待ちます。 生地を落とした時に跡が残る、泡立て器をくるりと回すと線が残るようになったら型入れのサイン。この状態を「トレース」と言います。 石けん生地が白っぽくもったりとして、ホワイトソースのようなツヤが出るのが特徴的です。 トレースが来たら精油を入れて混ぜ、型入れに移ります。オーバーファットやハーブなどを入れる場合もここで投入。 6.型入れ、保温 トレースが来たらボウルを両手で持ち、型に注ぎ入れます。大体注ぎ終わったら泡立て器をシリコンベラに持ち替えて、ボウルについている石けん生地を綺麗に取りましょう。 せっかく質の良い油脂で作るのですから、生地は残さず型に入れること。そのほうが後片付けも楽になりますよ。 生地を入れ終わったらラップをして(蓋付きの型であれば蓋をして)タオルで包みます。別のタオルを敷き詰めた保温箱に静かに置きましょう。 この箱はギフトでいただいた、ハーゲンダッツが入っていた発泡スチロールです。 保温箱に蓋をして、このまま24時間以上置きます。 保温を開始したら、石けん生地を作るのに使った道具類の片付けをしましょう。 食器用の中性洗剤か石けんを使って洗います。スポンジは食器用とは別のスポンジを使うこと。私は石けんを作る時に新しいスポンジを出し、元々使っていた古い方のスポンジを石けん用にしています。 また、洗い物もゴム手袋をつけた状態で行います。 7.型出し 24時間以上保温をしたら保温箱から石けんを取り出し、半日〜3日程度待って型から出します。少し待ってから型出しするのは、石けんに急激な温度変化を加えないため。ゆっくりと室温に馴染ませると仕上がりが綺麗になります。 8.切り分け 型から出したら、包丁やワイヤーカッターで切り分けます。型出し直後に切っても良いですし、柔らかければ2〜3日ほど待ってから切ると扱いやすいです。 9.熟成 木箱や段ボールなどに入れ、風通しの良い場所で1ヶ月間熟成させたら石けんの完成です! 10.コツや注意点 石けん作りで忘れてはいけないポイントは3つ。 ・苛性ソーダ水を作るときは、精製水に苛性ソーダを入れる・最初の20分は混ぜ続ける・材料を素手で触らない、手袋とマスクを着用する この3つを守っていれば、怪我をしたり、失敗したりすることはあまりないかと思います。細かい部分は追々紹介できれば良いな。 また、トレースまでの時間は材料や気候によって大きく変動します。時間に余裕を持って作るのがおすすめです。

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    11月の寒冷地でジェル化を狙う

    おはようございます。ここ数日暖かいですね。昨日は急激に気温が上がった影響なのかよく分かりませんが、体調不良でダウンしておりました。今日は元気です。 先日仕込んだ石鹸の続きです。 ウルトラ抽出したローズマリーを入れたシンプルな石鹸をジェル化させました。飯山市は寒冷地なので、「これでもか」というくらい保温に気を配ったら思惑通りジェル化して満足しています。 まず、オイル類と苛性ソーダを合わせる温度を高めにしました。いつもは40度前後で両者を合わせていますが、今回は50度で合わせました。ここから湯煎なしで攪拌したので、型入れ時には少し下がっていたかと思われます(測るのを忘れました)。 苛性ソーダと反応したため、型入れ時はこんな色。 型にラップで蓋をしたらタオルで包み、別のタオルを敷いた箱に入れます。石鹸の保温には、発泡スチロールの箱を使用しています。ここまではいつも通り。 発泡スチロールの箱を電源を入れたホットカーペットの上に設置します。電源は保温箱から取り出すまで入れっぱなしにしました。 さらに、上から夏用布団をかぶせます。ホットカーペットと布団は、私が普段暖を取るのに使っている物です。人間並に贅沢な環境の石鹸様。 上記の状態で1.5日、具体的には朝7時半〜翌日13時すぎまで置きました。 翌日13時すぎに保温箱の蓋を開け、3時間スパンで保温箱からタオルごと取り出し→タオル取り外し→ラップと底板を外すと段階的に剥がしていきました。 インフューズドオイルを使用しているため、表面は最初からつるんとした仕上がり。保温開始から2日後の昼ごろに型から出しました。 型出しから2日後にカットした時の画像がこちら。全体が均一にジェル化しました。茶色がかった透明感のある緑色です。熟成が進むにつれてもっと緑にならないか期待しています。 ジェル化した石鹸は熟成が終わるとギュッと引き締まり、水への溶け方が滑らかなので個人的に好きです。側面や底面もツルッツル。 ちなみに作成した時期は、最低気温0~5度、最高気温8~13度くらいの気候です。ただでさえ抽出油を使用しているので、暖かい場所だと噴火するかもしれません。地域によって適切な保温方法は異なりますので、あくまでも一例として参考にしていただければ幸いです。 さらに寒くなったら、発泡スチロールの中にお湯を入れたペットボトルを入れる、ホットカーペットで発泡スチロールの箱をサンドイッチする、とかかなー。雪国の石鹸作り、色々と試してみます。

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    #56 ローズマリー

    こんにちは。寒波到来で朝晩は0度まで冷え込んだ我が家です。雪国らしくなって来ましたねぇ! 先日作ったローズマリーのインフューズドオイルで石鹸を仕込みました。ローズマリーは髪に良いハーブなので、固さが程よい感じに仕上がればシャンプーにも使いたいです。この頃はバターを入れ込むのがマイブームではあるんですが、ローズマリーをガツンと感じたいので今回は極力シンプルに。 香りはハーブの中にウッディな雰囲気が漂うシャキッとしたブレンドです。 レシピ(鹸化率90%、水分量32%) ピュアオリーブオイル(ローズマリーinf) 150gココナッツオイル 50gパームオイル 50g 苛性ソーダ 32.9g(鹸化率90%)精製水 80g(32%) *オプション*ホホバオイル 小さじ1ローズマリーEO 20滴ティートゥリーEO 20滴サイプレスEO 10滴 作成の様子 オイルを全て溶かしてブレンドしたところ。透明感のある黄緑色をしています。ここに苛性ソーダ水を注ぐと…。 あっという間に赤錆色に変化します。作ったことがある方にはお馴染みの光景ですが、初めてだと化学の実験のようで面白いですよ。 ウルトラ抽出では、オイルにアルコール分が残っていると即トレースの状態になります。オイルを作る際、アルコールをしっかり飛ばしたおかげで15分ほど落ち着いて攪拌できました。即トレースにも対応できるように、念のためボウルの近くに型を準備しておくと良いですよ。 型入れした時は赤錆色です。豊潤なハーブの香りを放出しているようには見えない見た目ですね。今回はじっくり熟成させて引き締まった石鹸にしたかったので、均一な生地の状態を保つべく、保温に気を配りました。具体的にはジェル化を狙いました。 長くなりそうなので保温の様子は後ほど書きます。うーん、ハーバルな良い香りです。