はじめに こんばんは。おいもです。久しぶりのブログ執筆に緊張気味です。記念すべき最初の記事は7月の三連休に訪れた出雲崎〜弥彦山を訪れた記録です。半月ほど前のお話になりますが、目的であった絶景とうまいものを満喫する素晴らしい旅になったので是非おすすめしたい旅先です。 なぜ出雲崎町なのか 夕日が美しいと聞いたからです。私は九州出身で日本海側に沈む太陽を見たことがありません。これは見たことのない綺麗な景色が見られると思ったのです。また、知人が出雲崎町で民泊を営んでおり、彼に会いに行きたかったというのも理由の一つです。 月曜日に「そうだ、新潟に行こう」と思い立ち、もらったばかりのボーナスを握りしめて(実際はクレジットカード1枚ですが)その日の仕事帰りに新幹線のきっぷ売り場へ走りました。同じ週の土日の新幹線チケットを無事ゲットした私は妄想が止まりませんでした。※火曜日から金曜日までの仕事の効率が猛烈に上がったのは内緒です。 旅の目的は2つ。1、日本海側に沈む夕日を見る2、現地の美味しい海産物を食べる 暑さに弱り涼しい場所を求めていたこともあり、絶好の避暑地です。 名古屋から出雲崎へ さて、自己紹介が後追いになってしまいますが、私は名古屋在住の会社員です。新幹線で名古屋から東京駅で乗り換え、長岡駅を目指します。新幹線は東海道新幹線しか乗ったことがなかったので、上越新幹線に乗れるということでワクワク。行きは偶然にも2階建ての車両でした。直前のチケット手配ということもあり1階席でしたが、目線の高さが半地下くらい(目線の位置にホームの床がある)で面白いですよ。 長岡駅には知人(宿屋のホスト)が迎えにきてくれる手筈です。知人と合流したのち、まずは腹ごしらえです。別の新潟県民に教えてもらった「レストランナカタ」の洋風カツ丼を食べに行きました。 町の洋食屋さん、というあたたかい雰囲気のお店です。ソースが美味しい!少食の私もペロリと完食しました。 国営越後丘陵公園 ランチをしながら次にどこに行くかを決めました。 散歩が好きなので国営越後丘陵公園という大きな公園に行くことに。道中も信号機が縦型だったり、道路の舗装が水道管の錆で赤く染まっていたりと各所で雪国らしさが見受けられました。雪が大好きな私が車内で喜んだのは言うまでもありません。 昼間でも少し汗ばむ程度の陽気で、地獄のような名古屋の猛暑とは全く違いました。んーーー!爽やか!7月中旬はバラがの見頃(の終わりかけ?)で様々な種類のバラが展示されていました。 面白いのが、バラを見た目の特徴ではなく「香り」の種類でエリア分けをしてあるところ。”ダマスク系”、”スパイシー系”など香りが似た系統のバラが固まって植えてあります。体感を持って学べる良い展示方法ですね(大学の研究室では博物館の研究も分野の一つだったこともあり、博物館や公園などが好きです)。 他にもバンジートランポリンに挑戦したり、噴水を眺めたりと満喫しました。他の季節に咲くお花も多数あるので、いつ行っても楽しめそうです。 最高の夕日を求めて さて、この旅の本題です。予約した民泊にチェックインしたのち、日没に合わせて予約してもらった夕日食堂 SHi-ON さんへ向かいます。 知らなかったのですがこの時期はイカ漁のシーズンで、イカ釣りの漁船も出ていました。イカ尽し定食を注文。この時空は明るいものの曇っていました。 最高に美味しいイカ尽くし定食をむしゃむしゃしながら、私はひたすらに「夕日が見たい、晴れてください」と祈っていました。 定食を食べ終わる直前のことです。食堂の店員さんとテラス席にいた夫婦が海に目線を向けています。さっきより明るくなっています。もうすぐ晴れそう! 食堂の店員さんと一緒にスマホを持って駆け出しました。iphoneの角度を調整していたら、なんと、雲の下から太陽が出てきたではありませんか。 本当の、本当に、「見たい」と祈ってから「綺麗に晴れた」のです。わかりますか?海面の少し上、太陽の周りだけ薄雲がなくなりました! 心が洗われるような美しさでした。忘れられない夕日を見ることができました。 出雲崎サイコー!! この日は格段に美しく見えたようです。食堂の店員さんは興奮気味に写真を撮りまくり、自転車で通行中だったおじいさんは、別の見知らぬ歩行者に「出雲崎の夕日は美しいだろう?今日は特に綺麗だぞ」と自慢していました。 食堂の店長さんによると、この日(7月13日)より前に綺麗に見えたのはGW中で、この日はGWの日よりも綺麗だったそうです。日が沈んでからは素晴らしいマジックアワー、夜になると水平線にイカ漁船の明かりがポツポツと灯ります。なんて美しいところなの! 生まれつき私は旅に出ると運が良いのですが、まさにこの瞬間に能力を使ったんじゃないかというくらい、抜群のタイミングでした。…