日本酒入り石けん生地 色の変化

日本酒の石けんを作りました。

アルコールを飛ばさずに苛性ソーダに直接反応させる方法です。

まずは日本酒を冷凍庫で凍らせます。フリーザーバッグに入れて、平たくしてから冷凍庫に入れると比較的短時間で凍りますよ。半日もあれば凍るかな。

水分全てを日本酒にするのではなく、苛性ソーダが溶けるだけの精製水を用意します。

大体、精製水:苛性ソーダ=6:4くらいまでなら綺麗に溶けます。1:1はやったことがないので不明ですが、水分全体のうち精製水の量を半分くらいまでなら、減らしても問題ありませんでした。

精製水にシャーベット状の日本酒を加え、そこに苛性ソーダを加えます。日本酒が凍っているので、普段より苛性ソーダ水の発熱が控えめになります。

暖かい季節など、オイルを温める時間よりも苛性ソーダ水の冷却に時間がかかる場合にも便利です。

作る量(=苛性ソーダの量)にもよりますが、最初から60〜65度くらいになるのではないでしょうか。

日本酒を入れた苛性ソーダ水はこんな色になります。オレンジに近い濃い黄色です。苛性ソーダが溶けるにしたがって、だんだん色が濃くなります。

苛性ソーダ水の温度上昇が緩やかなため、温度の低下が早いです。普段より気持ち早めにオイルと混ぜましょう。オイル類はあらかじめ温めておくと良いです。オイルに投入した時は、まだ結構黄色いです。

15分ほど撹拌すると、段々と白っぽく変化してきます。

トレースが出る頃になると、濃い目のベージュになります。冷浸法のハーブ抽出油で石けんを作っている時のような色になりますよ。

アルコールを含んでいるので、しっかりと保温すると比較的簡単に全体がジェルステージを通ります。半透明の淡い茶色?飴色?になります。ジェルステージを通らないようにするなら、保温を控えめにすれば白い石けんにもできます。

今回は白い石けんにしたかったので保温を控えめにしましたが、好みで言えばしっかりジェル化した締まった石けんの方が好きです。締まった石けんはピシッと均一な使い心地が潔くて好き。

ちなみに先に日本酒をお鍋で煮詰め、アルコールをしっかり飛ばしてから使用すれば白くなりやすいです。こっちの方がメジャーかな?

私は“和のお酒感”が欲しかったので、今回はアルコールそのままで使用しました。

アルコールが含まれているとトレースが早まるので、香りやオプション等の下準備は全て済ませてから攪拌に取り掛かりましょう。

保温後、型出しをしてからも日本酒の香りが「プーン」と漂います。香りづけはシンプルにするか和風な香りでまとめると良いですよ。